院長ブログ

2013.08.27更新

最近涼しいですが、また明日から暑くなるようです。
熱中症には十分気を付けましょう!happy01

前回書いた通り、熱中症はきちんとした対応をしないと危険です。
今回は熱中症になった時の手当について書きたいと思います。


まず準備しておく物は
冷却剤・・・氷のう、アイスパックなどと、冷水を作る為に十分な量の氷
送風器具・・・送風出来る物ならば、うちわ、扇風機、服など、どのような物でも良い
水もしくはぬるいお湯・・・可能ならば霧吹きを用意し、その中に水を入れておく
生理食塩水(塩分濃度0.9%の飲み物)など・・・けいれん対処用に
スポーツドリンク・・・塩分濃度0.1~0.2%、糖分濃度3~5%で、5~15℃程度に冷やした物
携帯電話・・・現場からすぐに救急車を呼べる様にする為
などがおすすめです。

熱中症になった人に対して一番初めに行わなければいけないことは、意識があるかないかの確認です。
名前を呼んだり、肩を軽くたたいたり、応答が出来るならその人が絶対にわかるはずの質問をするなどして、意識の状態がどの程度なのかを判断することが重要です。また、バイタルサイン(意識、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)のチェックを継続して行うのも大事です。

熱中症の手当として以下の3つが基本となります。
休息・・・衣服を緩め、安静にさせる。(必要に応じて脱がせ、体を冷却しやすい状態にし、安静を保てる環境へ運ぶ)
冷却・・・涼しい場所(クーラーの入っている所、風通しの良い日陰など)で休める。(症状に応じて必要な冷却を行う)
水分補給(スポーツドリンク)・・・意識がはっきりしている場合に限り行う。(意識障害や吐き気がある場合には医療機関での輸液が必要となる)

熱中症の手当
1、意識の有無・・・意識が無かったり反応が悪かった場合はバイタルサインを確認し、心臓マッサージなどで回復させる。また意識がある場合はバイタルサインを確認後、手当の基本①と②を行う。
2、冷却・・・冷却のポイントは震えを起こさないようマッサージを行いながら寒いと訴えるまで積極的に行う事です(人間の体は低温側に強く、高温側に弱い為)。冷却場所は腋窩動脈(両腕のわきの下に挟む)、頸動脈(首の横に両方から当てる)、大腿動脈(股の間に当てる)で行う。また、体に霧吹きなどで水をかけつつ、うちわなどで送風する。
3、症状に対応した手当
ふくらはぎや腹部のけいれん(全身のものではない)・・・0.9%の塩分濃度の飲み物を飲ませ、冷水タオルで震えている所をマッサージする。
失神(数秒間程度のもの)、または顔色が蒼白で、脈が微弱・・・横に寝ませ、足を心臓より高く挙げるなどして、心臓へ戻る血液の増大を図る。
飲水出来る・・・スポーツドリンクなどを飲ませる。
飲水が困難・・・医療機関へ搬送する。
足先など末端部が冷たい・・・その部分の保温と、さする様にマッサージをする。
顔色が赤い場合・・・寝かした状態よりやや上半身を高くする。または座らせた状態とする。
吐き気やおう吐・・・水分補給が行えないので、速やかに医療機関へ搬送する。


最後少し長くなってしまいましたが、何回かに分けて熱中症について書いてきました。
大事なことは水やお茶などではなく塩分が入ったスポーツドリンクできちんと水分補給をすることが大事だということです。

投稿者: アート鍼灸整骨院

2013.08.15更新

お待たせしました!
前回からだいぶ間が開いてしまいました・・・
すみません・・・despair

今日は前回の最後に書いた通り、熱中症の症状による分類について書きたいと思います!
最近とても暑く、熱中症になっている方もかなり多くいるようです。
症状を把握することで、その対処もきちんと行えるので覚えておきましょう!

熱中症は軽度のものから重度のものまで3つに分けられています。
Ⅰ度(軽症度)
 ・熱痙攣(ねつけいれん)・・・多量の発汗の中、塩分などの電解質が入っていない水分のみを補給した場合に、四肢や腹筋などに痛みをともなった痙攣が起こる。(腹痛が見られることはあるが、全身の痙攣は見らえない。)
 ・熱失神〈数秒間程度なもの〉・・・運動を止めた直後に運動中にあった筋肉によるポンプ作用が、運動を急に止めると止まってしまうことにより、一時的に脳への血流が減り、さらに長時間暑い中での活動の為に末梢血管が広がり、相対的に全身への血流量も減少し、失神の他に、脈拍が早く弱い状態になる、呼吸回数の増加、顔色が悪くなる、唇がしびれる、めまなどが起こる。
Ⅱ度(中等度)
 ・熱疲労・・・脱水による症状で、めまい感、疲労感、脱力感、頭痛、失神、吐き気、嘔吐(おうと)、血圧の低下、頻脈、皮膚の蒼白、多量の発汗などのショック症状が見られる。このまま放置あるいは誤った判断を行えば重症化し、Ⅲ度へ移行する危険がある。
Ⅲ度(重症度)
 
 ・熱射病・・・Ⅱ度の症状に重なり、意識障害、おかしな言動や行動、過呼吸、ショック症状などが起こり、自己温度調節機能の破たんによる中枢神経系を含めた全身の多臓器障害が起こる。さらに重篤となると、体内の血液が凝固し、脳、肺、肝臓、腎臓などの全身の臓器の障害を生じる多臓器不全となり、死亡に至る危険性が高い

熱中症はⅢ度になってしまうと危険なので、Ⅰ度やⅡ度の内にきちんとした判断と対処をすることが望ましいです。

次回は熱中症になった時の対処について書きたいと思います!

投稿者: アート鍼灸整骨院

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