院長ブログ

2013.04.12更新

4月となり学生は新学期を迎えている頃だと思います。
新入生はどの部活に入ろうか悩んでいる子や、もう決まっていてすでに練習をしている子もいると思います。
また、小学生は学校のクラブや地域のクラブなどに入る子もいると思います。happy01

そこで今日は以前、Facebookの方で書いたことのあるリトルリーガーズショルダーについて書きたいと思います。

リトルリーガーズショルダーとは
投球動作のフォロースルー期に肩関節の内転・内旋・伸展動作で骨端軟骨に捻転力、張力(遠心力)が加わり発症し、上腕骨近位の骨端軟骨の炎症や、ひどくなると骨端線離開となり疲労骨折してしまいます。

簡単に言うと、肩に近い腕の骨がまだきちんと出来上がっていない状態のところに、そこに付いている筋肉が強く働き過ぎると、耐え切れなくなり炎症が起きたり、骨折したりする訳です。

また、小学6年生ぐらいまでの子供で野球をやっている子に多く発症します。
なぜ小学6年生ぐらいまでかというと、肩の骨端軟骨が閉鎖する時期がそのぐらいの年だからです。

症状は投球時に痛く、骨端線部(大結節より下)(簡単に言うと肩関節より下)に圧痛が出ます。
急性期は熱感も出ます。

基本的には骨折をしていなければ、投球を止め、安静にしていれば良くなります。

どんなスポーツ傷害でも基本的には使い過ぎによるものなので、休んでいればだいたいは良くなります。
ただ、スポーツをやっていて休むというのはなかなか出来るものではありません。

そこで力になれるのが私たちだと思っています。
時には休むことも大事ですが、手技や電気治療、また症状がひどく早く治したい子には鍼治療をやったり、試合でのパフォーマンスを落とさないようテーピングをしたりと、いろいろ出来ることもあります。

どうしても、気を付けていてもスポーツをしているとケガをしてしまうものです。
でもその度に休んでいる子はあまりいなく、ほとんどの子は無理をして続けてしまい、もっとひどくなってしまう子が多いです。
ぜひ痛めたら、早めにアート鍼灸整骨院へ受診して悪化させないようにしましょう!

投稿者: アート鍼灸整骨院

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