
このように背骨を横から見ると、軟骨(写真のグレーのところ)と交互にある椎体という骨と、その右側に突き出している骨があります。この写真だと見えずらいですが、この間が少し細くなっていて、ここがよく疲労骨折してしまいます。
骨折してから時間が経ち、骨折部が離れてしまうものが腰椎分離症と呼ばれるものです。
さらに突き出している骨が下の方へ滑り落ちてしまったものを腰椎分離すべり症といいます。
これらは病院でレントゲンを撮って診断されても、神経症状がない限り特に手術などはしません。
しかも、若い時にスポーツをかなり頑張ってしている方はよくなるもので、知らず知らずになっている方も多いです。
基本的に病院では痛み止めの薬と湿布を出され、週1回電気治療をやりながら3か月安静にして痛みを無くし、それから徐々にリハビリとして落ちた筋肉を戻すために筋力トレーニングをするといった治療になります。
次回はこういった時のアート鍼灸整骨院での治療について書きます。