また、違う学校で同じ少林寺拳法部の顧問の先生からも講習会をやってほしいと言われ、来週講習会をやってきます。
そこで前回2回に分けて過呼吸について書きましたが、今回は熱中症について何回かに分けて書きたいと思います。
今年の夏も暑い日が多くなりそうです。

もうすでに各地で熱中症で倒れた方が出てきているようです。
熱中症は、専門的には「暑熱環境下にさらされる、あるいは運動などによって体の中でたくさんの熱を作るような条件下にあった者が発症し、体温を維持するための生理的な反応より生じた失調状態から、全身の臓器の機能不全に至るまでの、連続的病態」とされています。
いわゆる、体の中と外の"あつさ"によって引き起こされる様々な体の不調のことをいいます。
また熱中症というと、暑い環境で起こるものといういう概念があると思われますが、先ほどの文章からもわかるように、スポーツ活動中においては体内の筋肉から大量の熱を発生することや、脱水などの影響により寒いとされる環境でも発生します。
このように、それほど暑くなくても、運動によって熱中症になってしまうので、誰にでも起こってしまうものなのです。
しかし、だからこそ、熱中症にならないために予防が必要になってくるのです。
では、次回は熱中症の予防について書きたいと思います。
