2013.05.31更新
梅雨にも入りまして、最近暑くなってきました。
来週、高校のトレーナーをしている部活で、部員と顧問の先生方に対して過呼吸と熱中症の講習会をやることになりました。
そこで今日は、治療とは直接関係ないのですが、過呼吸について何回かに分けて書きたいと思います!
過呼吸は
必要以上に呼吸をしてしまったことにより、血液中の酸素濃度が上昇し、二酸化炭素濃度が減少してしまったことにより発症します。
例えば、
激しい運動を長時間続けることで呼吸を多く必要とする運動が終了した後に発症します。
基本的には、精神的な要因による過換気症候群とは異なります。(これについては、また今度書きたいと思います。)
過呼吸の症状は突然の場合も、徐々に現われてくる場合もあり、呼吸が苦しく感じ、不安に襲われます。激しくなると、
手足や唇のしびれ、呼吸困難、頭のふらつき、息苦しさ、眠気、激しい耳鳴り、さむけ、めまいなどの心身的な症状を発症します。これらの症状は程度にもよりますが、個人差も大きく、それぞれ個性的な症状を発症し、場合によっては意識が飛んでしまうこともあります。
過呼吸の対処は、これまでは
紙袋を患者の口元に当て呼吸させるペーパーバック法というやり方でしたが、最近この方法で重篤な症状になってしまった人が多く出たことがあり、今現在はあまり勧められていません。
ではどのように行えば良いのでしょうか?
また次回、続きを書きたいと思います!
投稿者: アート鍼灸整骨院
2013.05.21更新
頭痛で悩んでいる患者さんが今日いらっしゃいました!
頭痛はとても危険なサインです。
基本的には
初めての頭痛(妊娠や何か病気になって初めての場合も)だったり、
今まで経験してた頭痛と比べてひどい場合だったり、
頭痛以外の症状(例えば発熱や痙攣、麻痺といった全身症状)が同時にあったり、
未明、早朝からずっと頭痛がしてたり、
頭痛になった時間を正確にわかっていたり、
明るいものをみたら頭痛がひどくなったりと、
このような場合は必ず病院へすぐに向かいましょう!
脳に何かしら原因があるかもしれません。
上記に当てはまらない頭痛についての種類はたくさんありますが、だいたいの方は筋緊張型頭痛や片頭痛です。
筋緊張性頭痛は首や肩が張る(硬く)なることにより、頭部への血行が悪くなり起こります。
特徴的には後頭部がずっと痛いといった症状です。
片頭痛はいろいろな原因により起こります。
特徴的には片側に拍動性(心臓の拍動と連動しているような感じ)の頭痛があり、体を動かしたりと血行が良くなった時にひどくなります。
アート鍼灸整骨院での治療は、
筋緊張型頭痛については首・肩をマッサージやはりでほぐし血行を良くします。
ただし片頭痛に関してはマッサージやはりで血行を良くしてしまうと悪化してしまうので、アート鍼灸整骨院では片頭痛の箇所に直接お灸をして痛みを抑えます。
頭痛が起きてしまうと、痛みで他のことが一切出来なくなってしまうので、早めにアート鍼灸整骨院へいらしてください!!
投稿者: アート鍼灸整骨院
2013.05.18更新
小さいお子さんがいるお母さんは、ずっとお子さんを抱いていたり、ずっと下を向いていることが多く、首や肩を痛め、ひどい方は首や肩の張りからくる頭痛で悩んでいる方も多くいるようです。
しかも薬も飲めないので我慢するしかなく、それがどんどんストレスになってしまうようです。
また、お母さんが倒れてしまったら大変なことになってしまします。
そこで力になれるのが私たちなのではないかと思っています。
しかし、小さいお子さんが一緒だとほとんどの整骨院(接骨院)や整体院は断ることが多いようです。
アート鍼灸整骨院はキッズスペースを完備していて、子供を見ていてくれるスタッフ(いない日もあるので事前に連絡をして下さい)もいるので安心して自分の身体のケアをすることが出来ます。
指圧中心のマッサージや、はり、きゅうにより辛いところの改善や、ストレス発散にもなるので、ぜひいらしてもらえればと思います。
投稿者: アート鍼灸整骨院
2013.05.17更新
最近季節の移り変わりで朝晩と昼間との寒暖の差が激しく、ぎっくり腰になる方が増えています!
アート鍼灸整骨院でも急に腰に痛みが出たという患者さんが続出しております。
ぎっくり腰とは俗称で、正しくは急性腰痛症といいます。
皆さん急に腰が痛くなったと言いますが、ほとんどはもともと腰が悪く、腰の筋肉がどんどん硬くなっていき、あることがきっかけで限界を超えて痛みが出てくることが一般的です。
したがって、日ごろから腰のケアをしておくことが大事となります。
アート鍼灸整骨院では自費診療(10分~:1000円~)もしているので、腰に不安がある方は悪くなる前に是非アート鍼灸整骨院へ来院し、指圧中心のマッサージを受けてください。
また、昔はある程度年をとった方がなりやすかったのですが、最近は高校生でもぎっくり腰になる子が増えています。
ぎっくり腰=年寄ではないので、我慢せず、アート鍼灸整骨院へいらしてもらえれば、程度によりますが、はり治療1回である程度普通に生活できるようになります!
投稿者: アート鍼灸整骨院
2013.05.02更新
先日、患者さんから
ヘルニアについて質問されたので、ここに書いておきます。
ヘルニアとは、
体内の臓器などが、本来あるべき部位から脱出した状態を言います。
だいたい一般的に
ヘルニアというと
椎間板ヘルニア(特に
腰椎椎間板ヘルニア)を思い浮かべると思いますが、
腰だけではなく、首でも起こります。(頸椎椎間板ヘルニア)
また、あまり一般的には使われていませんが、脱腸のことを医学的には鼠径(そけい)ヘルニアといい、でべそのことを臍(さい)ヘルニアと言います。
では、
腰椎(腰)で起こる椎間板ヘルニアを
腰椎椎間板ヘルニアといいうので、
椎間板ヘルニアについて書きましょう。
椎間板ヘルニアとは
椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態を言います。
では、
椎間板とは何でしょう。
椎間板は
椎体と椎体の間にあるもので、中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成るものです。
この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が
椎間板ヘルニアと言います。
腰椎椎間板ヘルニアの症状は、
片側の下肢痛が多いですが、
真後ろへ突出したヘルニアの場合は、
両側で症状が出現します。下肢痛は、当該椎間板ヘルニアによる神経根圧迫により生じ、
下肢の疼痛、しびれ、場合によっては大きな浮腫までみられ、足が上がげられないくらいに重くなるなどの自覚症状に加え、傷害された神経の支配領域に感覚障害を呈したり、運動神経の麻痺による筋力低下を来たすことがあります。さらに、
こむら返りなどの痙攣(けいれん)も誘発しやすくなります。稀に、
排尿障害も呈することもあります。
ただし、腰痛を訴えないことが多いです。
ひどい場合は、歩行などで下肢に負荷をかけると、次第に下肢の疼痛・しびれ・冷えを感じ、一時休息することにより症状が軽減し、再び運動が可能となる
間欠性跛行(かんけつせいはこう)になることがあります。
西洋医学的

には一度突出したものは戻らないと言われますが、東洋医学的

には
自己治癒力を高めることにより出たものを元に戻すと言われています。そのためには
腰の周りの状態を良くする必要があり、腰のマッサージやはり、お灸により腰の周りの状態を良くすることが求められます。
アート鍼灸整骨院では
間欠性跛行があった患者さんが
普通に歩けるようになるまでに回復させたことがあるので、安心して治療をしていただければと思います。状態により治療期間は異なりますので、詳しくは当院へ

お問い合わせください。
投稿者: アート鍼灸整骨院